2013年9月17日火曜日

私とペースメーカー ①

*ブログに立ち寄ってくださる皆さま、お久しぶりです。

 私たちは、今年に入って、三回目の「オイリュトミー講座」を準備していましたが、
 私の健康上の理由で、残念ながら…やむなく中止という事態になりました。
 長いご無沙汰のおわびと報告をかねて、私の闘病記を書いてみようと思います。
                                              ( 森 久美子 )


 
「私とペースメーカー ①」

4 月から、私の心臓にはペースメーカーが入っています。

突然、意識が無くなって倒れるという症状が出てきたのは、ほんとうに直前のことでした。
いまは、チタンで作られた、直径4~5センチ、厚さ1センチ位の生命維持装置が、
左の鎖骨の下に入っていて…心臓を助けてくれている…驚きです。

いままで大きな病気もせず、保険料を払って、保険証を使わない人よ、と自慢していました。
整体師の人に「たぐいまれな…身体の持ち主。」と言われ、
韓国の占い師の人からは「あなたは、106歳まで生きるでしょう。」と言われたときも、
ええっ !  でも、そうかもしれない…と思う自分がいました。

シュタイナーの「オイリュトミー」に出会ったのは50歳のときで、
それから20年、言葉と音楽のなかで身体を動かしてきました。
「ハコミセラピー」を学びはじめたのは60歳でしたが、
いま70代後半になっても、セラピストとして、元気に仕事をしています。
自分では、心身ともに健康だ、という自信があったと思います。

その私の心臓が、突然止まるなんて !  ショックでした。
この出来事を言葉にするのは、難しいのですが…、
突然幕が下りてしまったような感じ…、
ご破算で願いましては、と始まりに戻ったような感じ…といえば、近いかな。

しかし、そのショックを救ってくれたのは、私の意識が元気だったことです。
いま自分のなかで何が起こっているのか… ?  興味しんしんで見ている自分がいました。
これは、心と身体に関わる仕事をしてきたおかげでしょうか。

② では、そのことを書いてみようと思います。



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