2014年1月1日水曜日

新年のご挨拶

  平和への祈りをこめて
     新年のごあいさつを申し上げます。

  去年4月、心臓にペースメーカーを入れ、新たな生命を授かりました。
  今年も皆さんと一緒に、生命の贈り物を愉しみたいと思います。

  遠くから…戦争の足音が聞こえる気がしてなりません。
  この地球と生命を守りたいものです。
  親愛なる皆さんの健康と幸せを、心からお祈りします。

                                   森 久美子
  

  今年は、少し仕事を整理して、一つ一つの仕事をじっくりやれるように、、
  と思ったら、どの仕事も大事でやめられない!と思いました。
  嫌でやってる仕事がないってありがたいなあ、、、とあらためて感謝です。

  孫や、仕事で出会う子供たちのことを思うと、原発のことが気になります。

  それから、多くの人は知る機会もないと思いますが、
  今、東京都の特別支援学校の教員が減らされています。
  子どもたちを取り巻く環境が悪くなっていくのが心配です。

  何ができるかわからないけれど、何かしなくてはと思う新年です。
  世界の平和と、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

                                   阿部 優美


                         2014年 元旦    りふぁじゅう

2013年12月16日月曜日

柴田恵津子さんとのコラボワークショップの感想文

参加者みんなで、詩やお話しを朗読したり、歌を歌ったり、楽しい時間でした。

とても印象的だったのは、柴田先生が、スパっ、とアドバイスをおっしゃるのが
ひとりひとり違っていて、その人の声が、一番輝くようにして下さって、
最後は、「はい、いい!!」と、褒めてくださる。

それぞれの声を大切にしているようで先生の優しさが伝わってきました。


それと、ワークショップのときに、お話ししましたが、
日曜日に、やはり咳が苦しいなぁと思っていたとき、
WSを思い出して腹式呼吸をしたら、
炎症をおこしている気管をあまり使わずに呼吸できるからなのか
楽になりました♪

普段の会話も、腹式呼吸で話すことを実践してみようと思います。
ありがとうございました!

                     ( J ・ Kさん  40代女性 )



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私は今回「どんなことが体験できるんだろう」と初めての地へ
遠足にいくようなワクワクした気持ちで参加しました。

「あえいおう…」の発声練習は中・高校時代演劇部にいた私は、
なんだか…なつかしい気持ちでした。
声や言葉は口先ではなくお腹から、つまり全身から発せられるとき、
自分も聞く人も心地いいのですね。

皆で大きな声で笑う歓び、自分の内部から外へ向けて開いてゆく感じ…
足の最先端まで温かいものに満たされているような心地よさ、
ほんとうに全身ぽかぽかでした。心も身体も愉しく喜んでいました。


それは子どもの私が喜んでいるの? 
はい、それもあります。

でも、いまの私自身が喜んでいるのです。
心身にステキな栄養をいただいて、帰り道はニコニコしながら「ヘッドライト~♪♪」を
歌いながら歩いていました。

日々、いろんなことが起こります。
心がざわついたり、身体が疲れて悲鳴をあげるときもあります。
そんなとき、この喜びや感動…心地よさを思い出したいと思います。

                    ( H ・ Iさん 50代女性 )



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今日は素敵なワークショップをありがとうございました。
柴田先生、森さん、優美さんに感謝です。


柴田先生にバトンタッチする前のワークは、日頃発語できない方々と
出会っている私は、その方たちの思いも感じながらワークをしていました。

おもちゃを使って身体に触れてもらったときは子どものように嬉しく、
一本指のワークもとても気持ちよく二人で楽しむことができました。
言葉がなくても、気持ちがしっかりと伝わった感じがありました。

柴田先生は、とてもエネルギッシュで、そして一人一人にしっかりと向き合って下さいました。
笑いが絶えない楽しい時間でした。
先生のお人柄があたたかくて、今日の出会いに本当に感謝でした。

発声については、今日教えていただいて本当に良かったと思っています。
自分では気が付かないもので、あえて指摘してもらう機会もなかったので、
読み聞かせのスキルアップを図りたい私にとって何とも有難い機会でした。


皆さんと共にした楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、
朗読や詩の風景、柴田先生が歌って下さった素敵な歌や皆さんと歌った心あたたまる歌・・
今日は沢山のおみやげを持ち帰ることが出来ました。

                   ( M ・ Aさん 50代女性 )


2013年11月28日木曜日

「柴田恵津子さんとハコミのコラボワークショップ」終了しました。

11月23日当日、初冬の空はおだやかに晴れました。

会場の音楽スタジオには、参加者16名と講師の柴田恵津子さん、
私たち、計19名が顔をそろえました。

思い出すと、そのときの熱気がいまもよみがえってきます。

心にしみ入るような…美しい物語や詩をテキストに、背景に音楽を
流しながら…文学の世界を全員で作り上げ、味わいました。

まず最初は、ひとりづつ発声と呼吸の練習をしました。
間髪いれず、厳しい指示が飛ぶので、恥ずかしいとか、緊張するとか、
言ってる間もなく、全身が動き始めます。

無意識の鎧を一気に脱がせたのは、講師の柴田恵津子さんの人柄でした。
飾らない率直さ、思わず笑ってしまう的確さ、人生を支えてきた彼女の
捨て身の情熱がぐいぐい伝わって…場が一つになっていきました。

「歌手 柴田恵津子」さんからのプレゼントの歌も素敵でした。

最後にハコミの時間。
輪になって自分を感じてもらいました。自分の感覚を確かめ、
ひとりひとりシェア…涙がこみ上げてくる人もいて、
お互いの温かさやつながりを感じることができました。

祭りの後のような…この高揚感、開放感をどう表現したらいいんだろう?
そうだ!『りふぁじゅぅ』のホームページに「生命のダンスを楽しみましょう」と
書いたのだった!私たちの願いに少し近づけたかな?

参加者の皆さん、柴田恵津子さん、どうもありがとうございました。
また、お会いしたいですね。

2013年10月19日土曜日

11月9日 ハコミの一日体験ワークショップ<デモ・セッション>が開催されます。

ハコミの1日体験ワークショップ <デモセッション>

~ 自らが自らの人生の主人公となっていくための道を拓く ~
     
ハコミセラピーは、心と身体の繋がりを重視し、
繊細かつ柔和な形での自己探求を通じて、クライアントが必要な変容や癒しを
体験しながら、本当の意味で自分の人生を生きていけるよう援助していきます。
 サイコセラピーとしてのハコミをリアルに実感していただくため、
ハコミの実際のセッションを体験したり、その場に立ち会っていただき、
またセッションの質疑応答や、体験的エクササイズを通じて、
ハコミへの理解や体験を深めていきます。



日 時  11月9日()   10:00~17:00
       ※終了しました。
場 所  東京都中央区内  ※お申込み後にご案内いたします。

定 員  10名

参加費  ¥10.000-


<申し込み及び問い合わせ先>

詳しくは、メール等で担当に直接お問い合わせください。

<申し込み及び問い合わせ先>

ハコミユニット『りふぁじゅう』
  メール: rifaju@nifty.com 
  ホームページ: http://hakomi-rifaju.la.coocan.jp/




2013年10月17日木曜日

私とペースメーカー ②

私たちの人生のなかを、さまざまな出来事が通り過ぎていきます。
なかでも、人生を左右するような体験は、必ず
内的な変容につながる贈り物を持っているのですね。
限られたスペースですが、テーマをしぼって書いてみようと思います。

術後、この手術にショックを受けたのか、私の思考はまったく働きませんでした。
身体はなにも考えず、ただ食べ、ただ眠り続けました。
それは、世界が静止したような不思議な時間でした。
なるようにしかならない、と思ったのでしょうか…?

起き上がれるようになったとき、なんと、私のなかに二つの自分がいました!
頭には、おなじみの「挑戦すること大好きな私」、
身体には「怖がりで心配性の私」( といったらいいか? )。

ひとつ例をあげると〝久しぶりに歌のレッスン!〟と喜んでいるのに、
身体は唄うことを怖がって緊張している…
意識と身体が逆の反応をすることがしばしばありました。
いったい何が起こったのだろう!戸惑いました。

いままでの身体と違うのです。

力が抜けた痛みのない身体、自分のエネルギー量が
コップで計るように分かったり、正直に反応する感情…。
この二つの自分を行ったり、来たりするうちに、
いくつかの鮮明なイメージが…私をとらえました。

そのイメージは、子供時代の情景でした。
「 終戦をむかえ、朝鮮から引き揚げる日の朝のこと、外は雨…。
重いリュックを背負い、泣きながら歩いている10歳の私…
〝泣いてたら、日本に帰れないでしょ ! しっかりしなさい ! 〟と必死な母の声…」
「やぁ~引揚者!引揚者!と円陣になって、私たち弟妹に紙つぶてを投げる子どもたち…。
 我慢できず泣き出した弟に〝私たちは悪くないのに、なぜ泣くの!〟と叫びながら…
 その頬を激しく叩いている私。」などの場面でした。

戦後、まだ帰還しない父の故郷、半農半漁の小さな村で、納屋で暮らした子ども時代が、
匂いや空気…胸の痛みとともによみがえってきました。

そう、私が以前「チャイルドワーク」をしたとき、そのときの子どもに会っています。
「 灰色の世界で、誰もいない。家々の間を道が真っすぐ伸びている。
〝 私は負けない!後悔しないように生きるんだ!〟」と子どもの私は言っていました。
空高く飛翔する…その子の姿が、見えるようでした。

思春期から大人へ…その子がどう生きたか、私は知っている。
〝ほんとうに よくやったね !  〟
胸が熱くなります。
〝もう頑張らなくていいよ。でも最後まで跳び続けるのも、いいけどね。〟

私は思いがけず、より深い「チャイルド」との出会いを果たしたのでした。

ここで、ひとまず終わりにします。読んで下さった皆さん、ありがとう ! 
無意識のバリアが少しはがれた(?)私の身体は、仕事復帰とともに変化しています。
脳や身体の仕組みは、ほんとに不思議ですね。

ではまた…。


2013年9月17日火曜日

私とペースメーカー ①

*ブログに立ち寄ってくださる皆さま、お久しぶりです。

 私たちは、今年に入って、三回目の「オイリュトミー講座」を準備していましたが、
 私の健康上の理由で、残念ながら…やむなく中止という事態になりました。
 長いご無沙汰のおわびと報告をかねて、私の闘病記を書いてみようと思います。
                                              ( 森 久美子 )


 
「私とペースメーカー ①」

4 月から、私の心臓にはペースメーカーが入っています。

突然、意識が無くなって倒れるという症状が出てきたのは、ほんとうに直前のことでした。
いまは、チタンで作られた、直径4~5センチ、厚さ1センチ位の生命維持装置が、
左の鎖骨の下に入っていて…心臓を助けてくれている…驚きです。

いままで大きな病気もせず、保険料を払って、保険証を使わない人よ、と自慢していました。
整体師の人に「たぐいまれな…身体の持ち主。」と言われ、
韓国の占い師の人からは「あなたは、106歳まで生きるでしょう。」と言われたときも、
ええっ !  でも、そうかもしれない…と思う自分がいました。

シュタイナーの「オイリュトミー」に出会ったのは50歳のときで、
それから20年、言葉と音楽のなかで身体を動かしてきました。
「ハコミセラピー」を学びはじめたのは60歳でしたが、
いま70代後半になっても、セラピストとして、元気に仕事をしています。
自分では、心身ともに健康だ、という自信があったと思います。

その私の心臓が、突然止まるなんて !  ショックでした。
この出来事を言葉にするのは、難しいのですが…、
突然幕が下りてしまったような感じ…、
ご破算で願いましては、と始まりに戻ったような感じ…といえば、近いかな。

しかし、そのショックを救ってくれたのは、私の意識が元気だったことです。
いま自分のなかで何が起こっているのか… ?  興味しんしんで見ている自分がいました。
これは、心と身体に関わる仕事をしてきたおかげでしょうか。

② では、そのことを書いてみようと思います。



2013年9月4日水曜日

ハコミユニット「りふぁじゅう」企画                                   柴田 恵津子さんとハコミのコラボワークショップのご案内

りふぁじゅうのブログをご覧の皆様

暑さの厳しい夏でしたが、もうすぐ秋の季節ですね。
ご無沙汰しています。お元気でお過ごしでしょうか ?


7月の「オイリュトミー講座」は止むなく中止となりましたが、
来る秋の一日に、新しいワークショップを企画いたしました。

自由な心の表現を楽しみ…のどや身体が開いていく開放感を、ご一緒に味わってみませんか。

ワークショップにいらっしゃったことのある、なつかしい皆さんも、
初めてのかたも、ぜひ足をお運びください。
参加を、心よりお待ちしています。


        ハコミユニット『りふぁじゅう』
                 森 久美子・阿部 優美


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ハコミユニット「りふぁじゅう」企画
   柴田 恵津子さんとハコミのコラボワークショップ 
     
            「人は誰でも溢れる心を持っている」
     美しい詩と音楽を使って、劇的に構成されたワークショップです。

           言葉を通して響き合う世界
           言葉を通して表現する歓び
           自分の声に気づき、他者の声に気づく



私たちは「愉しいからだ・静かなこころ」をコンセプトに活動してきました。
皆さんにご案内できる久しぶりの企画です。
ご参加お待ちしています。



日 時  2013年11月23日 (祝)  14:00~18:00
                ※終了しました。

会 場  ( 申し込まれた方に、お知らせします。 )

参加費  6.000円

定 員  16名 ( 先着順 )

講 師  柴田 恵津子
      森 久美子 ( 公認ハコミティーチャー ) 
      阿部 優美 ( 公認ハコミティーチャー )


申し込み・お問い合わせは、下記のメールか電話(留守電あり)でお願いします。

ハコミユニット『りふぁじゅう』
          メール: rifaju@nifty.com
           TEL: 080-5538-8268(森)  090-4931-8077(阿部)

      ホームページ:http://hakomi-rifaju.la.coocan.jp/



※ 柴田 恵津子プロフィール

      HP→http://www.k5.dion.ne.jp/~roudoku/

     横浜出身。劇団新制作座に在籍18年。主に歌と踊りを中心にした作品に主演。
     退団後は嘱託演出助手となる。シャンソンを宇井あきらに師事、コンサートを
     開き、 フランスの詩人ジョニークラウンの舞台では訳詩を朗読。
     現在は市内に14か所、東京に1か所の 朗読教室を主宰。
     ただ文章を読むのでは無く、音楽や衣装、動きをコラボして、文学を体感して
     いる。毎年能楽堂で発表会を開き、生徒は主婦。